Windows 10を使っていたら突然、いつものデスクトップ画面が表示されなくなってしまった。
ボタンの位置や画面の配置がいつもと違う感じになってしまい、うまく操作できない。
そんな経験をしたことはありませんか?
私の経験上、Windows 10でデスクトップ画面が表示されないトラブルの原因で非常に多いのがタブレットモードです。
そこで今回は、タブレットモードの有効・無効の切り替え方と、間違えてタブレットモードにしないための設定方法をご紹介します。
■検証環境
Windows 10 Home(64bit)
タブレットモードとは?
タブレットモードとは、その名の通り、タッチパネル対応のパソコンをタブレットとして使うための機能です。
2 in 1のノートパソコンなどを、マウスやキーボードを使わず操作するときに、より簡単で快適に使えるようになります。
しかしタッチパネル非搭載のパソコンでは、あまり使うことのない機能なんですね。
タブレット利用に最適化されたモードなので、いつものデスクトップが表示されず、ボタンや画面遷移も通常のWindowsとは違います。
だから知らない間にタブレットモードが有効になってしまい、「パソコンが壊れてしまった」とびっくりする人も多いようです。
タブレットモードの有効・無効の切り替え方
Windows 10のパソコンの画面がいつもと違って何か変だなと感じたら、まずはタブレットモードが有効になっていないかをチェックしてみましょう。
タブレットモードの有効・無効を切り替えるボタンは、タスクバーのアクションセンターの中にあります。
アクションセンターはお知らせや通知が届く場所で、画面右下の吹き出しマークをクリックすると開けます。
※アクションセンターを開くショートカット:Windowsキー+A
アクションセンター画面の下の方にある四角いボタンが、よく使う機能のON、OFFをワンタッチで切り替えられるクイックアクションボタンです。
タブレットモードのクイックアクションボタンがブルーになっていたら有効、グレーになっていたら無効の状態です。
有効になっていたら、クリックして無効に切り替えましょう。
タブレットモードのボタンが隠れている場合もあります。
4つの中にタブレットモードボタンがない場合は、展開をクリックして、すべてのクイックアクションボタンを表示してください。
タブレットモードのボタンを消す方法
タブレットモードなんて使わないし、間違って有効にならないように設定できないの?
それなら、アクションセンターからタブレットモードのクイックアクションボタンを削除してしまいましょう。
タブレットモードのボタンの上で右クリックをして、設定を開くをクリックしてください。
新しく開いた画面左側の項目の中から、通知とアクションを選びます。
つづけて画面中央のクイックアクションの追加または削除を開きましょう。
タブレットモードの右側にあるブルーのボタンをクリックするとオフに切り替わります。
最後に、アクションセンターからタブレットモードのボタンが消えていることを確認してみてください。
ちなみに、クイックアクションボタンは好きな順番に並べ替えることもできます。
まとめ
今回は、Windows 10でデスクトップ画面が出なくなってしまったときに、タブレットモードが有効になっていないかチェックする方法をまとめました。
タブレットモードの存在を知っていれば、もしものときに気づくことができるかとは思いますが、心配であればはじめからタブレットモードのクイックアクションボタンを削除してしまうのがオススメです。
タブレットモード以外のクイックアクションボタンもたくさんあるので、必要に応じて削除したり並べ替えたりしてみてくださいね。