嬉しいことがありました。困っているお年寄りを助ける勇気

今日は、とっても嬉しいことがありました。

私は朝仕事に行く前に、心に刻みたい大切な言葉やなりたい自分、行動目標を声に出して読むのが日課なんですね。

それらの言葉は、B5のコピー用紙2枚にまとめてクリアケースの表裏に入れています。

それでつい2,3日前に、行動目標の中にこんな言葉を書き加えました。

“困っている人がいたら一番に助ける”

そうしたら、びっくりするような出来事が起こったんです。

今朝もいつものように目標を声に出して読んで、いつものように配達の仕事をしていてターミナル駅のそばを通ったときのことでした。

なんと、大きなキャリーケースを持った足の悪いお婆さんが、地下の改札へと続く階段を下りられずに困っているところに遭遇したんです。

時刻は夕食前、ちょうど自転車でお客さんのところに料理を運んでいる最中で、しかも予定より遅れていたのでかなり急いでいました。

でも、帰宅ラッシュで家路を急ぐ群衆の誰にも手を貸されずに、痛そうに足を引きずりながら途方にくれているお婆さんを見ていたら居ても立っても居られなくなって…すぐに自転車を投げ出してお婆さんに駆け寄りました。

「お姉さん、下まで運びますよ!」

「いえいえ、大丈夫です。重たいから」

「いいから!いいから!ボクすっごい力持ちなんですよ(笑)」

そんな会話をしながら下まで一緒に下りました。こちらが恐縮するくらい感謝されて、心から幸せな気持ちになりました。

「どうしようかな?助けようかな?」と一瞬躊躇したのですが、勇気を出して声をかけて本当によかった。

東京に出てきてからもう15年以上になりますが、お年寄りの荷物も持って階段を下りたのはおそらくはじめての経験です。

お年寄りに手を貸したことすら、数えるほどしかありません。

それが目標を声に出して読み始めて数日も経たないうちに、まさかこんな場面に出くわすなんて思いもよりませんでした。

「きっと今までもお年寄りが困っている場面は何度もあったんじゃないか?」

「でも目もくれなかったり、気づいても勇気が出ずに黙殺してきたんじゃないか?」

そんな風に感じるくらい、奇跡的な出会いでした。

私が困っている人を一番に助けたいと思うようになったキッカケは、”母”なんです。

母は人一倍の世話焼きで、電車の中で泣いてる赤ちゃんがいたら勝手に変顔をしてあやすような人です。

幼いときはおせっかいな母を恥ずかしく思ったりすることもあったのですが、今では周囲の目を顧みず人助けができる母を心から尊敬しています。

そんな母が、今日の私とまったく同じようなシチュエーションで、大きな荷物を持って階段を下りようとしているお婆さんを助けたことがあったんです。

人の目も気にせず、何の躊躇も無くお婆さんに駆け寄っていく母を見て、ものすごく感動しました。

それで「自分もいつか母のように困っている人を一番に助けられる人になりたい」とずっと思っていたんですよね。

でも人助けの機会はなかなか訪れませんでした。

それが、目標を書いて声に出して読んだら、とたんに夢が叶ってしまったんです。

偶然かもしれませんが、毎日目標を声に出して読む効果を実感するには、十分すぎる体験でした。

人が目標を立てても達成できない原因は、忘れてしまうからだと言われることがあります。

もしかしたら、忘れないように毎日声に出すことで、無意識に夢を引き寄せたのかもしれませんね。

しかしこういう善行って、自分で発表するものじゃないですよね。人知れずやるからカッコいいのに(笑)

なんにせよ、困っている人を助けるという目標は一回こっきりのモノではありません。

これからもアンテナを張り巡らせて、”困っている人がいたら一番に助ける”を実践していきたいと思います。