



今回ご紹介するのは、みっちゃん先生著『斎藤一人 ほめ道』。
ほめ道は、納税者日本一の実業家 斎藤一人さんから「ほめることを一生のテーマにしなさい」といわれたみっちゃん先生が、人をほめるとどんなに素敵な人生になるかをたっぷりと教えてくれる本です。
みっちゃん先生は、斎藤一人さんのお弟子さんで、江戸川区の高額納税者の常連になったほどの成功者です。
まだ赤ん坊のころからひとりさんやひとりさんのお母さんと交流があり、ひとりさんの言葉や考え方に間近で触れてきました。
人づきあいや子育てに悩んでいるあなたに、ぜひ届いてほしいです。
みっちゃん先生『斎藤一人 ほめ道』
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世の中のすべてのパパ・ママに読んでほしい最高の子育て本


ほめ道はしあわせになりたいすべての人に役立つ本ですが、個人的には「最高の子育て本」だと感じました。
ぜひ、世の中のすべてのお父さん、お母さんに一度は読んでほしい。
みっちゃん先生は幼いころから斎藤一人さんと知り合いで、ひとりさんのお母さんとも交流があったのですが、お母さんも大変に素敵な方だったそうです。
勉強が苦手なひとりさんを決して叱ることなく「あなたは学校向きじゃないから、きっと社会に出たら大成功するよ」とはげましてくれました。
そんなお母さんのほめる子育てが、高額納税者番付で12年連続10番以内、生涯納税額日本一という類を見ない事業家を育てたのです。
そしてたくさんほめられて育ったひとりさんと同じように、ひとりさんからたくさんほめらえれて成長したお弟子さんたちも、次々と成功しました。
東大に行くのはすごいことです。だけど、辛く厳しい教育を受けて東大に行った人がみんなしあわせになれるとは限らないですよね。
でもひとりさんの教えは、しあわせに直結しています。高速道路のように、最短ルートでまっすぐとしあわせのほうへと続く道です。
あなたは、どちらの道を行きたいですか?自分の子供に、どちらの道を歩ませたいですか?
子供のしあわせを願うなら、ぜひとも『ほめ道』を手にとってください。
そして、最低7回読んでください。7回読めばきっと奇跡が起きますよ。
みっちゃん先生『斎藤一人 ほめ道』
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似合わないことは起こらない


何かと姉と比較され、親や先生からあまりほめれれることがなかったみっちゃん先生は、社会に出てからだんだんと自分に自信がなくなって、心の病にかかってしまいました。
外に出るのが怖く感じるようになり、食欲もなくなって体重は39㎏まで落ちてしまいます。
自信がない→食欲が出ない→元気が出ない→自信がもてない
という悪循環におちいってしまったんですね。
ひさしぶりに会った一人さんに思い切って相談すると、みっちゃん先生のガリガリに痩せた手を見てひとりさんは答えました。
「うーん、レバーと焼肉を食べていたら治っちゃうよ」
それから毎日のようにひとりさんが焼き肉に連れていってくれて、気がついたら食欲もすっかり元通り。いつの間にか、一人で外にも出られるようになったんだそうです。
ひとりさんが焼き肉とレバーを毎日食べるように言ったのは、もちろん栄養が足りていなかったからというのもありますが、もっと大切な教えがあったからなんです。
それは、
「似合わないことは起こらない」
という法則。
心の病で落ち込んでいる人は、毎日焼き肉をガシガシ食べたりしないですよね。似合わないことは起こらないから、焼き肉を食べているのが似合う元気な子になったというのです。
気分が落ち込んだときには、ピンクや赤など華やかな服を着ると、なんだか元気になってきます。これも似合わないことは起こらないから。
おもしろいですよね。
草食動物って、びっくりしてショック死しちゃうくらいとっても臆病なんです。野菜ばかり食べていると、草食動物みたいにオドオドビクビクして心の病にかかっちゃうのだそうですよ。
最近、私の学生時代の友人が鬱で入院しちゃったんですけれども、そのときにも「レバーと焼き肉を毎日食べたほうがいいよ」と伝えたら、無事に退院できて元気になりました。
あなたも気分が落ちこんだときには、ぜひだまされたと思ってお肉をワシワシ食べてみてください。
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ほめることは、自己重要感を満たす最大の手段


「ほめる」ということは、人に自己重要感を与えるためにいちばんストレートで早い手段なんです。
自己重要感とは、「自分は大切な人間なんだ、すごい人間なんだと人からも思われたいし自分でも思いたいという気持ち」です。
マズローの欲求5段階説でいうところの承認欲求、人間がだれでも持っている自然な欲求。
自己啓発書の原点ともいわれる不朽の名著『人を動かす』の中でも、自己重要感についてこんな風に書かれています。
“他人に認められることを渇望する気持ち”こそ人間の心をたえずゆさぶっている焼けつくような渇きである。他人のこのような心の渇きを正しく満たしてやれる人はきわめてまれだが、それができる人にしてはじめて他人の心を自己の手中におさめることができるのである。 引用:D・カーネギー『人を動かす』
人が大学に行きたがるのは、”大学出である”という自己重要感を満たしたいから。どこかの社長が高いお金を出して銀座のクラブに行くのも、いい気持ちにさせてくれて、自己重要感を満たしてくれるから。
みっちゃん先生は、コンビニの店員さんでもファミレスの店員さんでもドライブインの掃除のおじさんやおばさんでも、何の利害関係もない人に対しても「こんにちは!」とあいさつをするし、「いい笑顔ですね」とほめます。中には「こんなふうに言われたのははじめてだ」と涙を流す人までいるそうですよ。
人に自己重要感を与えることができる人は、人からも大切にされます。みんなが味方になってくれるので、人生がどんどん良くなるんですね。
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まとめ
『ほめ道』の最後のページには、ひとりさんのこんな言葉が添えられています。
この本は、読む本ではありません。
行う本です。最低でも、七回以上読んでください。
知らないあいだに人をほめているあなたが、そこにいますよ。
人も自分も、楽しい人生が始まりますよ。 斎藤一人
私はほめ道を7回読みました。
そしていま、ほめ道の修行中です。
しかしこれが、なかなかどうしてむずかしい。
Uber Eats の仕事をしているので、飲食店の店員さんやお客さんに会う回数は普通の人よりずっと多いはずなのですが、「いい笑顔ですね!」のたったひと言がなかなか出てきません。
ノドまでは出かかっているのですが、ギリギリのところで怖気づいて口をつぐんでしまいます。
ほめ道の修行には3段階あります。
- 1段目は、いい笑顔の人を「いい笑顔ですね」とほめる
- 2段目は、ふつうの顔の人を「いい笑顔ですね」とほめる
- 3段目は、ブスっとした顔の人を「いい笑顔ですね」とほめる
私は1段目に挑戦中です。
簡単ではありませんが、だからこそやりがいがあって楽しいです。
明るく笑顔で「こんにちは!」と挨拶をするのはずいぶんできるようになってきたので、「いい笑顔ですね!」もきっと言えるようになるはず!
ぜひあなたも一緒に、ほめ道の楽しい修行にチャレンジしてみませんか?
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