大きな声は誰でも出せる!声が小さい悩みを改善し30年苦しんだコンプレックスを克服した私の体験談

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生まれつき声が小さくて、人前で話すと緊張するし大人数も苦手。
にしむら
私も「自分は生まれつき声が小さい」と思い込んでいました。でも、そうじゃなかったんです!
にしむら

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にしむら
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幼いころから声が小さいのが悩みで、30歳を過ぎても声のコンプレックスを抱え続けてきた私は、ある”言葉”がキッカケで、いつでも自信を持って大きな声を出せるようになりました。

言われてみれば当たり前のことなのですが、自分は生まれつき声が小さいのだと信じて疑わなかったので、この言葉を聞いて雷に打たれたような衝撃を受けました。
そして、自分は大きな声が出せるのだと信じられるようになったんです。

あれから1年ほど経ったでしょうか。
もはや私は、自分の声の小ささに対するコンプレックスを感じることはほとんどまったく無くなってしまいました。いつでも好きなときに自信を持って声が出せるし、むしろ人前で声を出すことに快感すら感じています。

会話中によく「え?」と聞き返されることがなくなりました。

ガヤガヤした居酒屋さんや定食屋さんでも気軽に店員さんを呼べるようになりました。

この記事は、私と同じように声が小さいことで悩んでいるあなたに向けて書いています。
声が小さい悩みを改善し30年苦しんだコンプレックスを克服した私の経験を、どうしてもあなたに伝えたいんです。

「声が小さいことで、どれくらい悩み苦しんできたのか?」

「どんな言葉がキッカケで救われたのか?大きな声を出すためにどのようなトレーニングをしているのか?」

すべて正直に書かせていただきます。

声が小さいことで悩みこの記事にたどり着いたあなたが、悩みを克服して笑顔になってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。

目次

声が小さくて悩み苦しんだ30年

声が小さくて悩み苦しんだ30年

私が「自分の声が小さい」ことをはじめてはっきりと認識したのは、小学校6年生のときでした。

当時住んでいた地域で大きな地震があり小学校が被災したため、地元のテレビ局が取材にやってきました。
それで私が代表してインタビューを受けることになり、その様子がテレビで放送されたんです。
コンビニひとつない田舎でしたので、家族や親類も大騒ぎして、みんなで放送を見ました。

しかしそこに映っていた自分の姿に、私はショックを受けました。
画面の中の私は恥ずかしそうに小声で何かをボソボソとつぶやいていて、自分が何をしゃべっているのか、ほとんどまったく聞き取れなかったのです。

いま思い返してみれば、会話をしていて友達や先生から「え?」と聞き返されることが非常に多かったように思います。
きっと家族は慣れてしまって聞き取れていたんでしょう。

自分が声が小さいことを自覚してからは、人前でしゃべるのが本当に苦痛でした。
1対1であればまだ話せるのですが、大人数の中に入ると完全に借りてきた猫。
何にも発言できなかったり、やっと発言できても「え?」と聞き返されて余計に声が小さくなってしまうようなことばかりでした。

中学3年生のとき、全校生徒の前で英語のスピーチをする機会があったのですが、散々練習したにも関わらず、緊張で頭が真っ白になって原稿を半分飛ばしてしまったことも。

人前で話すとき以外にも、両親や先生など、大人から怒られるときにはひと際声が小さくなっていたようです。
モゴモゴ言っていて聞き取れないから余計に怒られてさらに萎縮してしまう悪循環を繰り返していました。

ほかにもたとえば、

  • 部活やサークルで大きな声を出さなくてはいけない場面で、必死に声を絞り出しても「声が小さい」「もっと声を張れ」と怒られる
  • ファミレスのアルバイトでは、声が小さいという理由でホールではなくキッチン担当になる
  • ガヤガヤうるさい大衆居酒屋では、大声で店員さんを呼んでも一生気づいてもらえない。向かいの席の人にも声が届かない
  • 注文を何度も聞き返されるので、スタバやサブウェイなどコミュニケーションの多い飲食店は苦手。自分で注文するタイプの回転寿司も苦手
  • 警備員のアルバイトでは、作業員さんや先輩警備員さんに「声が小さい」と何度も怒鳴られる。声が届かないから作業中の工事車両の誘導ができない
  • ウーバーイーツの仕事では、商品を受けとるために店員さんに注文番号を伝えても、2度3度聞き返される。お客さんに料金を伝えるときもだいたい聞き返される
  • Googleさんに「OK, Google!」と話しかけても無視される。Googleマップは住所を聞き取ってもらえないから手入力のほうが早い
  • キャンペーン営業の仕事では、同僚から「声が小さいから隣にいてもどんな営業トークをしているのか全然わからない。グレーなトークをしているんじゃないの?」と疑われる

など。

まだまだいくらでもエピソードはあるのですが、ともかく声が小さい悩みによって、自分自身をどんどん日陰の暗い方へ追いやるような人生を送ってきました。

声が小さい自分を変えるためにボイストレーニングに通ったこともありましたが、仕事が忙しくなかなか通えず、(少しずつ良くなってはいたものの)完全に改善するまでにはいたりませんでした。

「自分は生まれつき声が小さいんだ」

「自分の声が小さいのは病気だから仕方がないんだ」

いま思えば、どこかでそんな気持ちを引きずっていたのだと思います。
自分に対するネガティブな思い込みが無意識に喉を締めつけ、大きな声を出すことを拒んでいたんですね。

声の小さい私を変えてくれた斎藤一人さんの言葉

声の小さい私を変えてくれた斎藤一人さんの言葉

そんな風に大人になっても声が小さいことで悩み続け、大きな声を出すことをすっかり諦めていた私は、たまたま聴いた納税額日本一の実業家 斎藤一人さんのある”言葉”をキッカケに、大きな声を出すことを楽しめるまでになれました。

さっそく、その言葉をご紹介します。

よくみんなで大きな声を出すときに、声が出ない人がいるんです。「私、声が出ないんです」って言うけど、「じゃああなた、赤ちゃんのときそういう泣き方だったんだ?」って話になっちゃうんだよね。赤ちゃんのときは、あんなに小さなカラダなのに、すごい大きい声で泣くんだよね。それが物心がついている間に、「でっかい声出しちゃダメだ」とかいろいろ言われているうちに、自分に限界を作ってきちゃうんですよ。

これは、斎藤一人さんのCD(講演会や勉強会のお話の音声)の中の一節です。

(ひとりさんのファンの方がYouTubeに音声動画を残してくださっているので、ご興味のある方はぜひ聴いてみてください)
≫【成功する声】 斎藤一人さんのお話 ~成功は声から~

声が小さいのは、カラダの問題ではなく、心の問題だったんです。

ひとりさんのお話で、私は「自分は大きな声が出せるんだ」と信じられるようになりました。それからは本当にあっという間でした。

30年も喉を締めつけて声を出すことを拒んできたので、気持ちが切り替わった瞬間から大きな声が出せたわけではありません。
でも声は出せると確信を持って、ボイストレーニングで習った発声練習を毎朝10分くらいやってみたら、1週間もしないうちに声に張りが出るようになってきました。

だんだんと、声を出すことに楽しさすら覚えるようになってきたんです。

人と話していて「え?」と聞き返されることがほとんどなくなりました。

ウーバーの仕事でも、どんなにガヤガヤうるさいお店でも躊躇せず注文番号を伝えられるようになりました。

居酒屋さんに食事に行っても、一発で店員さんを呼べるようになりました。離れた席に座っている人とも会話ができるようになりました。

普通の人にとっては、どれもこれも当たり前のことだと思います。
でも30年声で悩んできた私にとっては、普通の人と同じように普通に声が出せることが、涙が出そうになるくらいうれしく、革命的な出来事だったんです。

人と比べて特別声が大きいというわけではないかもしれません。
キレイなお姉さんを前にしたら、緊張して声が小さくなることは今でもありますよ(笑) 
でも少なくとも、声を出すときにいつも感じていた暗くてネガティブな感情はすっかりなくなってしまいました。

大きな声を出すために毎日行っている発声練習

大きな声を出すために毎日行っている発声練習

ここからは、いつでも大きな声を出せるよう、私が毎朝おこなっている発声練習をご紹介します。

元々いつも喉に何かが詰まっているような感じがあり、か細い声しか出せませんでした。
でもこの発声練習を何日も続けるうちに詰まりが取れて喉が開き、自分の体にも響く張りのある声が出せるようになりました。

大切なのは「私は大きな声が出せる」と信じることです。以前の私がそうであったように、半信半疑な気持ちで発声練習をしても効果は薄いと思います。

もうひとつ、これはボイストレーニングの先生から教わったことですが「いい声はいい息から」
息をしっかりと吐ききると、自然と空気が体内に入ってきます。
そしてたっぷり満たされた息に声を乗せて、前ではなく頭のてっぺんから上に声を放つイメージを持つと、声が出しやすくなります。

ちなみに私は10分前後やっていますが、もっと長くやれば効果もアップすると思います。
ボイトレの先生は俳優もされていたのですが、舞台の前には最低40分くらいは発声練習をするとおっしゃっていました。

腹式呼吸のトレーニング①

お腹(おへその下あたりの丹田)の膨らみとへこみを意識して、大きく深呼吸をする。
息をめいいっぱい吐ききって、自然と身体に空気が満たされていくイメージで。×3~5回

↓腹式呼吸、丹田呼吸法のやり方(参考)

(引用:ココウィズちゃんねる『腹式呼吸の簡単なやり方&力まずしっかり吸えるトレーニング方法』)

腹式呼吸のトレーニング②

“イ”の口で、上下の歯を軽くあわせて、歯の間から息を抜くように「スーーー」と吐く(息を完全に吐ききるまで)×3~5回

鼻で声を響かせるトレーニング(ハミング)

軽く口を閉じて、鼻から抜ける「んーーー」(息を完全に吐ききるまで)×3~5回

↓ハミングのやり方(参考)

(引用:ココウィズちゃんねる『1日1分でもOK!声が楽に響くようになる!声が変わるハミングのやり方』)

息に大きな声を乗せるトレーニング

大きく口を開けて「あーーー」(息を完全に吐ききるまで)×3~5回

※”あ”の口はタテに大きくめいいっぱい開く

発音を良くするトレーニング

大きく口を開けて50音の発声「あえいうえおあお、かけきくけこかこ~わをん」

※私は話すときに口がほとんど動かないことをよく指摘されていたので、ひとつひとつの文字をしっかり口を動かして発音することを意識してやっています

↓あえいうえおあおのやり方(参考)

(引用:吉原亜美のMUSE CH『【発声・発音】あえいうえおあお〜自主トレ編〜』)

口をリラックスさせるトレーニング

リップロール×3~5回

↓リップロールのやり方(参考)

(引用:ひろこクラブ『【万能ボイトレ】4分でわかるリップロールの全て』)

滑舌を良くするトレーニング

早口言葉(2つか3つ)

  • ぶぐばぐ ぶぐばぐ みぶぐばぐ あわせてぶぐばぐ むぶぐばぐ / 武具馬具 武具馬具 三武具馬具 あわせて武具馬具 六武具馬具
  • この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てかけたのだ
  • かえるぴょこぴょこ3ぴょこぴょこ あわせてぴょこぴょこ6ぴょこぴょこ

などなど。

↓早口言葉の練習(参考)

(引用:魚住りえチャンネル『【滑舌を良くする】早口言葉レッスン10本ノック!音楽に合わせて今すぐTRY』)

ボイトレ講座や話し方教室を利用する

ここまでご紹介した発声練習は、私自身がボイストレーニングのレッスンで習ったことをベースにしていますが、専門家ではないので順番ややり方などもっと正しい方法があるかもしれません。
ボイトレのやり方に不安がある場合は、専門のボイストレーナーさんにご相談ください。

もし余裕があるなら数カ月だけでも、腹式呼吸や発声練習の基礎を学んで自分に自信をつけるために、ボイトレ教室や話し方教室に通ってみるのもオススメです。

私は半年ほどボイトレ教室の話し方コースに通っていました。
担当してくれた先生が本当に素敵な方で、声が小さいという悩みに寄り添って親身に教えてくださいました。

私のようにボイトレ教室の話し方コースを選んでも良いですし、ボイトレを教えてくれる話し方教室や個人レッスンでもOK。

もちろん歌が好きな方は通常の歌のボイトレコースでもいいですし、話し方コースでも先生に相談すれば柔軟に対応してもらえると思います。(私は歌も教えてもらっていました)

ボイトレ教室・話し方教室の一例

以下は大手のボイトレ教室や話し方教室の一例です。
無料体験レッスンをやっているところがほとんどなので、いくつか体験してみて判断されるのがよいかもしれません。

声が出なくても気に病まないようにしよう

声が出なくても気に病まないようにしよう

自分が大きな声が出せるのだということに気づき、毎朝発声練習をすることで声の悩みを克服したわけですが、実は一度だけ、大きな声が出せなくなったことがありました。

私は大人になってから咳喘息を発症して、季節の変わり目になると酷い咳を患うことがあります。

気管支が敏感になって、深い呼吸をすることができなくなってしまいます。会話をするだけでもむせてしまうし、大きな声や激しい運動なんてもってのほか。

それで昨年の11月の末頃に発症して約1カ月ほどの間は発声練習がまったくできず、ほとんど声を出すこともできませんでした。

でも「喘息が止まったらまた大きな声が出せるから大丈夫」と、なるべく気にせず努めて明るく過ごすようにしていました。

病気って、病にかかったときに”気に病む”から病気なんですよね。病気になったからといって暗くなっていたら、周りにも迷惑だし治るものも治らなくなってしまいます。

思えば私の声の悩みも、気に病んでいたから30年も引きずってしまったのかもしれません。

体調によって声が出やすい日、出にくい日もあると思いますが、なるべく気にせず、自分に自信を持って明るく過ごしましょう。

まとめ

今回は、声が小さい悩みを改善し30年苦しんだコンプレックスを克服した私の体験談をご紹介しました。

少しわかりづらい部分もあったかもしれませんが、同じ悩みで苦しむ人へ届くように、一生懸命書かせていただきました。

そういえば、ひとりさんはCDの中でこんなこともおっしゃっていました。

「人類はじまってからね、ボソボソボソっとしゃべる人で、成功した人っていないんです。あなたがボソボソボソっとしゃべって成功する世界ではじめての人になろうっていうなら別だよ。でも、誰がやってもできないことっていうのは、まずできないと思ってた方がいいよ」

「同じことを言うときに、ハキハキしゃべるとか、聴きたくなっちゃうようなしゃべり方するとか、ともかく一点、あなたを覆っているダメの壁にどこでもいいから一か所ボンと穴を開けちゃうと、水がそこから流れでていっちゃううんだよね。ともかくそういう人に、大きい声を出させれば変わっちゃうんです。」

大きな声が出せないのは、ほとんどの場合後天的な問題なんですよね。育った環境によってダメの壁を植えつけられちゃってる。

私にとってはひとりさんのお話を聞いたこと、そして毎朝発声練習をしたことが、ダメの壁に穴を開けてくれたんだと思います。

「私にできたんだから、あなたにもできます」なんて言いません。そんなに簡単な問題じゃないことは、30年苦しんだ私が一番わかっているつもりです。

だけど、大きな声が出せないことでビクビクしたり怯えたりすることがなくなると、本当に毎日が楽しくなりますよ。まるで性格まで変わったように気持ちが明るくなって、自分にも人にも、うんと優しくできるようになります。まだまだ途上ですが、一気に道が開けたように感じています。

もしこの記事を読んで少しでも心が動いたら、騙されたと思ってぜひ1週間だけ試してみてください。あなたが声の悩みを克服して人生を楽しめるようになることを、心から願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

徳を積み、魂を磨く生き方に挑戦中のこじらせブロガー | 古今東西の賢人たちの教えを広める豊かな生き方の伝道者 | 愛のある言葉と笑顔で光を照らし、会う人の心を軽くして、笑顔の花を咲かせます | 私もまだまだ未熟ですが、たった一度の人生を大好きに生きるために一緒に顔晴りましょう!
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