今回は、マーケターの森岡毅さんがとあるテレビ番組でお話されていた自己肯定感の高め方をシェアします。
「自分に自信が持てない」
「自己肯定感を高める方法を知りたい」
そんなあなたにぜひお届けしたい記事です。
どうぞゆっくりしていってくださいませ。
【ライタープロフィール】
にしむらけいいち(@tuiteru365)
古のブロガー。ブログデビューは2009年。アメブロ、ライブドア、FC2、はてな等を渡り歩き2015年にWordPressへ。すっかり書かない時期もありつつ何だかんだサーバー代を払い続けて早9年。世に放ち闇に葬ったブログは数知れず。最近は贈り物をテーマにしたブログに挑戦中。【特技】早寝早起き
森岡毅さんって?
森岡毅(もりおかつよし)さんは、USJの業績をV字回復させたことで有名な日本のマーケターです。
神戸大学経営学部を卒業後、P&Gで約14年間マーケターとしての経験を積みキャリアを築きました。
(P&G出身のマーケターは「P&Gマフィア」と称され、各業界で活躍しています)
P&G退社後は、経営難にあったユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の再建に貢献。
USJのほか、丸亀製麺や西武園ゆうえんち、ネスタリゾート神戸などの立て直しにも成功し、日本を代表するマーケターとしてテレビやメディアでも注目の存在です。
現在は、マーケター集団「刀(かたな)」の代表をつとめ、沖縄に開業予定のテーマパークをはじめ、数多くのプロジェクトを手がけ、マーケティングの力で日本を元気にしています。
自己肯定感が高い人と低い人の違い
森岡さんによれば、自己肯定感が高い人と自己肯定感が低い人にはひとつの違いがあるといいます。
そのひとつの違いとは、行動を起こす頻度の差。
自己肯定感が高い人(=自分に自信のある人)は、行動を起こす頻度が高いので、行動した分だけ経験を得られます。
行動した結果失敗することもありますが、経験によって失敗や不安に対する耐久力が高まります。
失敗や不安への耐性がつくことで、さらに自己肯定感が高まるわけです
反対に自己肯定感の低い人(=自分に自信がない人)は、行動を起こす頻度が低いので、なかなか経験を得られません。
経験が少ないので失敗や不安に対する耐性がなく、ますます自分に自信がなくなってしまいます。
たとえば恋愛。
好きな相手に告白するのは大変勇気のいることです。
でもたとえフラれたとしても、勇気を出して告白した経験があれば、次に好きな人ができたときにもまた挑戦できます。
あるいは飛び込み営業の仕事。
営業は断られることばかりですが、断られた数だけ耐久力がつきます。
耐久力がつくとどんどん飛び込めるようになるので、それだけ成約のチャンスも増えるわけです。
自己肯定感が高い人は、アクションを起こすことでポジティブなサイクルをぐるぐる回しているんですね。
自己肯定感も筋肉も鍛えないと衰える
最近、すごく感じていることがあります。
新型コロナ感染症の流行もすっかり落ち着いて外食の機会も増えたのですが、知らない飲食店にひとりで入るのが怖いんです。
以前はそんなことなかったんですよ。
コロナ前はブログによく食レポ記事を書いていたので、未開拓の飲食店にも物怖じせずどんどん飛び込んでいたんです。
でもコロナ禍になってからはテイクアウトがメインになって、外食はほぼしなくなりました。
それで最近になって少しずつ外食の機会が増えてきたのですが、なかなか店に足を踏み入れる勇気が出ないんです。
スマホで調べて店の前までは行くのですが、入り口の扉を開けることができずに引き返したり、テイクアウトで注文したり……。
森岡さんの自己肯定感の話を聞いていたときに「まさに!」と感じました。
(外食をするという)行動の頻度が少ないから、経験が得られず、ますます行動できなくなる。
自意識が強すぎるという部分もあると思うのですが、それも含めて、行動して慣れないことにはいつまでたっても克服できないですよね。
そしてもうひとつ大切なことは、過去にできていたことでも行動をやめると自信は衰えるということです。
自転車も走っているときにはペダルが軽いですが、一度止まると、力を入れてグッと踏み込まないと走りだせないですよね。
ポジティブなサイクルを回し続けることで、ぐんぐん自信がついて、どんどん豊かになれます。
私も次こそは勇気を出して近所の中華屋さんに飛び込んできます(笑)
今日も顔晴りましょー!