本日のテーマは心のワイパー。
「言霊のチカラをつかって心を操縦すると、人生がうまくいきますよ」というお話です。
「特別な原因があるわけじゃないけど、いつもイライラしている」
「すぐに傷ついたり落ちこんでしまうことが多い」
そんな悩みがある方に向けて書きました。
ぜひ言葉に秘められたものすごいパワーを知って、人生に役立ててもらえたらうれしいです。
【ライタープロフィール】
にしむらけいいち(@tuiteru365)
古のブロガー。ブログデビューは2009年。アメブロ、ライブドア、FC2、はてな等を渡り歩き2015年にWordPressへ。すっかり書かない時期もありつつ何だかんだサーバー代を払い続けて早9年。世に放ち闇に葬ったブログは数知れず。最近は贈り物をテーマにしたブログに挑戦中。【特技】早寝早起き
言葉に秘められた不思議なチカラ
自分をうまく操縦して豊かに生きるためのとっておきのコツがあります。
それは言霊のチカラを使うこと。
言霊と聞くとあやしく聞こえるかもしれませんが、何も特別なことではありません。
心が喜ぶ言葉を口にする習慣を身につけると、人生が豊かになるというお話です。
普通の人は「”楽しい”と感じるから”楽しい”という言葉が口から出てくる」と考えます。
でも言霊の使い方はまったく逆です。
- 楽しい気持ちになるために「楽しい」と口にする。
- しあわせになりたかったら「しあわせ」と口にする。
- ツイてる人になりたかったら「ツイてる」と口にする。
これが言霊のチカラ。
古来より、日本人は言葉に宿る神秘的な力を信じてきました。
京セラや第二電電(現KDDI)を創業し、日本航空(JAL)を再建した希代の実業家 稲盛和夫さんも、
言葉とは「言霊」であり、その人の「心」や「魂」が自ずと表れるものだ。
出典:名言ナビ
という名言を残しています。
「バカバカしい。そんなあやしい話は信じられない」
そう思うなら、それでもいいですよ。
きっと私の伝え方が下手だったんでしょう。
でも「言葉に秘められた人間の想像をはるかに超えるものすごいパワー」を味方につけたい方は、もう少しおつきあいください。
心のワイパーのお話
「心のワイパー」のお話を知っていますか?
人生という旅を車でしているとします。
旅を続けていると、遠い過去からの記憶でいろいろなものがついて、フロントガラスが汚れてしまいます。
フロントガラスが汚れていると、前がよく見えなくて危ないですよね。
信号に気がつかなかったり、交通事故を起こしてしまったりするかもしれません。
だから汚れがついたら、ワイパーを動かしてキレイにします。
人生という旅路においても、光がまっすぐ差し込んで前がよく見えるように、心のワイパーを動かしてフロントガラスをキレイにしなければなりません。
「心のワイパーを動かすには何をすればいいの?」
人生の旅でワイパーを動かすというのは、心が明るくなる言葉を口にすることです。
- 愛してます
- ツイてる
- うれしい
- たのしい
- 感謝してます
- しあわせ
- ありがとう
- 許します
心が明るくなる末広がりの八つの言葉(天国言葉)を、一日に何度か口にします。
早口で何度も言ってはいけません。
「愛してます、、、ツイてる、、、うれしい、、、たのしい、、、感謝してます、、、しあわせ、、、ありがとう、、、許します」と、あわてずゆっくり口にします。
何度も口にしていると、なぜかいい方へ導かれるのです。
光が通ってよいお知らせやひらめきが来るようになり、知らないうちにいい方に行けます。
あやしい話でしょう?フフフ……(笑)
天国言葉は、呪文のようなものです。
だから「心でどう思っているか?」は関係ありません。
ただただ言えばいいんです。
あまり期待をするのもやめましょう。
期待をしすぎるとフロントガラスが汚れてしまいます。
期待という執着を捨てて、無心で天国言葉を口にすると、心が浄化されて自然といい方向へと向かえるはずです。
ちょっと思い返してみてください。
最近、「しあわせだなあ」「楽しいなあ」「ツイてるなあ」といった言葉を口にしたのを覚えていますか?
最後に言ったのはいつでしょう?
ほとんどの人は、ワイパーをまったく動かさずに、前が見えない状態で人生の運転をしています。
だから病気になったり、運が悪かったり、貧乏に苦しんだり……交通事故にあうようによくないことが次々と起こってしまうんですね。
「心のフロントガラスをキレイに掃除して、前から光が入るような生き方をしよう」というのが、心のワイパーのお話です。
心のワイパーのお話は、斎藤一人さんが教えてくれました。
斎藤一人さんは銀座まるかんの創業者で、全国高額納税者番付で2度日本一に輝いたほどの大実業家です。
一人さんは「自分が成功したのは運がよかったからだ」とおっしゃいます。
そして、日本一運のいい一人さんが何十年も実践している心の操縦法が、ワイパーを動かしてフロントガラスをキレイに保つことなのです。
一人さんは、まわりから「何十年も一緒にいるけど、一人さんの機嫌が悪いのを一度も見たことがない」と言われるほど、気元がいい人です。
いつも天国言葉を口にして、自分で自分の気元をとっているから、どんどん運がよくなって商売もうまくいったのかもしれませんね。
ちなみに、100万部を突破して2021年に日本で一番売れた本『人は話し方が9割』の著者 永松茂久さんは、斎藤一人さんの教えを受けて成功した人のひとりです。
大分で小さな居酒屋をやっていた20代のころに一人さんと出会って成功した永松さんのサクセスストーリーが気になる方は、ぜひ『斎藤一人の道は開ける』を読んでみてください。
大雨の日にはワイパーをたくさん動かす
心の状態を天気に例えると、気分をコントロールしやすくなるかもしれません。
天気って変わりやすいですよね。
快晴の日もあれば、雨の日も雪の日も嵐の日もあります。
最近は、突然大雨がふりだすゲリラ豪雨も多いです。
これだけ科学が発達した現代でも、天気予報がはずれることだってめずらしくありません。
人の気分も天気と同じでコロコロと変わりやすいもの。
ものすごく気分がよくてウキウキする日もあれば、なんだかわからないけどイライラしたり落ちこんだりする日もあります。
そんなときにも、心のワイパーが役に立つんです。
大雨の日には、ワイパーを高速で動かさないと前が見えず、安全に運転ができません。
なぜか無性にイライラしてしまう日には、「ツイてる、うれしい、楽しい、しあわせ、ありがとう、感謝します、許します、愛してます、、、」と心が喜ぶ天国言葉を何度も口にして、心を浄化させましょう。
イライラしているときにはついつい早口になったり口調が荒くなってしまったりするので、できるだけゆっくり、おだやかな口調を意識して。
何度も何度も口にしていると、少しずつ晴れやかな気分になってくるのを感じられるはずです。
言霊のチカラを使えるのは、稲盛和夫さんや斎藤一人さんのような成功者だけではありません。
心のワイパーをうまく使いながら安全に運転をして、人生というドライブを楽しみましょう。
仕事のストレスも心のワイパーで軽くなる
Uber Eats を使ったことはありますか?
私はこれまで1万件以上Uber Eats の配達をやってきました。
Uber Eats の配達はラクな仕事といわれるのですが、イライラしたりストレスが溜まったりすることも意外と多いんです。
加盟店の店員さんやお客さんと配達員がもめてニュースになることもありますよね。
実際、お店で商品がなかなか出てこなくてイライラしている配達員さんが「まだできないの?」と声を荒らげたり、「何分待たせるんだよ!」と悪態をついたりしている場面は何度も目にしました。
- 逆走や信号無視をする自転車
- いきなり飛び出してくる歩行者
- 異常な幅寄せや煽り運転をする車
自転車やバイクの運転中にも、イライラの要因はたくさんあります。
運転中に思わず「くそっ!」「ふざけるなよ!」と汚い言葉を口走ったり、「今日は気分が悪いからやめやめ!」と帰ったりすることもありました(笑)
そんな風にストレスの多い仕事だからこそ、心のワイパーがものすごく役立っています。
「今、自分はイライラしているな」と感じたら、できるだけゆっくりと丁寧に、呪文のように天国言葉を口にします。
そうすると、だんだんと心が晴れてきて、少しずつおだやかな気分になってくるんです。
心のワイパーが役に立つのは、配達の仕事だけではありません。
ライターやエディターなどの請負仕事では、複数プロジェクトの〆切に追われて頭がパンクしそうになることも多いんですよね。
そんなときには全力でワイパーを動かして、冷静さを取り戻すように心がけています。
まだまだ未熟ですが、自分の気元を自分でとるようになってから、以前よりも確実に仕事を楽しめるようになりました。
心のワイパー、本当にオススメです。
心のワイパーを装備して人生を楽しく旅しよう!
今回は「心が喜ぶ言葉(心のワイパー)を口にする習慣を身につけると、人生が豊かになりますよ」というお話でした。
どんな仕事でも多かれ少なかれストレスはありますよね。
「仕事が多すぎて焦ってイライラする」
「上司に叱られてへこんでいる」
そんなときには、ぜひだまされたと思って天国言葉を口にしてみてください。
自分の気元を自分でとれるようになると、心に明るい光が射し込んで、仕事も人生もきっとよい方向に進みますよ。
あなたのしあわせな明日を心から願っています。