この記事では、日本語のWordPressテーマの中で中小企業のWebサイト(コーポレートサイト)を作るのにオススメの有料テーマをご紹介します。
まず企業サイト用のWordPressテーマを選ぶときにチェックしたい条件をまとめ、Web集客やWebマーケティングで実績のあるコンサルティング企業が制作・販売するビジネス向けのおすすめテンプレートをご紹介していきます。
さくっとおすすめテーマだけ知りたい場合は、目次で「中小企業のコーポレートにオススメのWordPress有料テーマ6選!」を選んでいただければ、テーマの一覧までスキップすることができます。
いずれも高品質な国産テーマなので、ぜひじっくりと比較検討されてください。
企業サイト(コーポレートサイト)にオススメなWordPress有料テーマの条件
WordPressを使えばごく普通のホームページからWebメディアや通販サイトまで、実にさまざまなWebサイトを作ることができます。
ただし、大企業では専任のプログラマーやWebデザイナーなどのWeb担当者がいたり、数十万、数百万円の費用を掛けてオリジナルのホームページを制作・運用していることがほとんど。
「それじゃWeb担当者もいないし費用も掛けられない中小企業や個人事業主は、WordPressでホームページを作れないの?」
そこで、有料テーマの出番なんです。
オリジナルのテーマがフルオーダーのスーツなら、有料テーマはセミオーダー。
既製品でありながらWebに詳しくない人でも効率よく使えるように工夫がされているので、手軽にカスタマイズをしてオリジナルに近いWebサイトを作れるのがWordPress有料テーマの魅力なんですね。
しかし有料テーマならなんでもいいかといえばそんなことはありません。
テンプレートによって向き不向きがあり、テーマ選びで失敗するとかえって企業のイメージダウンにつながってしまうことも。
そこでここからは、中小企業や個人事業主が企業サイト用の有料テーマを選ぶときにチェックしたい3つの条件をご紹介します。
SEOに強い、モバイルフレンドリー(レスポンシブデザイン)なんて条件は最近の有料テーマであれば当然のようにクリアしてます。
その上で企業サイトを運営する上でとくに意識したい3つの条件です。
誠実さが伝わるフォーマルなデザイン
WordPressには、有料・無料をあわせれば国内外に何万ものテンプレートが存在します。
派手なデザインのテーマや、最新のグラフィックを取り入れたテーマなど、オシャレなテーマも選び放題。
しかし企業サイトで使うのであれば、お客様に誠実さをアピールすることができるフォーマルなデザインのテーマがオススメです。
企業名を聞いただけで誰もが知っているような会社であれば、ギミックの効いた奇抜なデザインのWebサイトもおもしろいかもしれません。
しかし中小企業や個人事業主のWebサイトは、むしろシンプルすぎるくらいがちょうどいいです。
潜在顧客の信頼を獲得するWordPressテーマを選びましょう。
LPやCTAが簡単に作れる
せっかくWordPressで作る企業サイトは、ただの置き物になってはいけません。
WordPressの最大のメリットである更新や修正の手軽さを活かして、見込み客をきちんと集客できる攻めの媒体を作りたいところです。
そこで大切になってくるのが、ランディングページ(LP)やコール・トゥ・アクション(CTA)と呼ばれる集客専用のページ。
ランディングページとはセールス専用のページのことで、商品の特徴やお客様の声、FAQ、購入や資料請求用のコンタクトフォームを設置します。
コール・トゥ・アクションは、ページ下部などに設置することで資料請求やメルマガ登録、無料PDFのダウンロードなど、ユーザーにアクションを促す機能です。
どちらもWordPress標準の機能ではありませんが、Web集客に特化した有料テーマであればオリジナルのLPやCTAを手軽に設置することができます。
サポートが充実していてWeb集客やマーケティングに強い
社内に優秀なWeb担当者がいる場合を除き、ビジネスでWordPressを利用するのであれば、もしものときのためにサポートが充実している有料テーマを選びましょう。
電話なのかメールなのか、購入後のアフターフォローは受けられるのかなど、サポートの有無は必ず確認しておきたいポイントです。
またWebマーケティングやWeb集客に実績のある企業が制作・販売しているテーマであれば、オプションで集客に関するアドバイスも受けられる場合もあります。
他社のコンサルティングを受ければ数十万円の費用が発生するので、テーマのオプションに集客のサポートが含まれているのであれば、ぜひ積極的に利用したいですね。
WordPressで企業サイト(コーポレートサイト)を構築するメリット
ここからは、WordPressの特徴や企業サイト(コーポレートサイト)をWordPressで作るメリットをご紹介します。
WordPressのメリットは更新の手軽さと自動カテゴライズ
WordPressは、ブログやホームページを制作するためのCMS(Content Management System/コンテンツ管理システム)です。
同じようなCMSはいくつかありますが、WordPressがもっとも人気で世界中のWebサイトに使われています。
WordPressの一番のメリットは、更新の手軽さと自動カテゴライズ。
WordPressのようなCMSを使わずにホームページ(HTMLサイト)をつくる場合、1ページずつ文章を書いたりコーディングをしたりして、それぞれのページを手動で紐付けていかなければなりません。
しかしWordPressで作ったWebサイトは、ブログを書くように簡単にページを追加でき、しかも自動でページを分類・整理してくれるんです。
新しくページを追加したり不要になったページを削除するのも一発なので、Webにそれほど詳しくない人でも手軽に使えるのがWordPressのメリットです。
モニュメントのようなホームページにも価値があった
企業サイト(コーポレートサイト)を作るのに、必ずしもWordPressが必要なわけではありません。
ホームページビルダーのような便利な制作補助ツールを使って作ることもできます。
しかしここ数年、WordPressを使って自社サイトを構築する企業が急増しています。
なぜ多くの企業がWordPressを使うようになったのでしょうか?
それはWordPressが、自社サイトにメディアとしての機能を柔軟に持たせることができるツールだからです。
メディアとしての機能を持った自社サイトのことを「オウンドメディア」と呼びます。
一般的にメディアといえば、テレビやラジオ、雑誌、インターネット上のニュースサイトやWebメディアのことを指しますよね。
どれも変化する情報を継続的に発信する動的な媒体です。
これらの動的なメディアに対し、従来の企業サイトは静的な媒体でした。
一度作ったらおしまい。
更新するのはお知らせくらい。
アクセスしてきた人に対して、会社の事業内容や住所、電話番号など、決まりきった情報を提供する。
それが、これまでの企業サイトの役割でした。
2000年代以前の、まだホームページを持つことが珍しかった時代には、駅前の銅像やモニュメントのように、インターネット上にホームページが存在していること自体に価値があったんです。
動的なオウンドメディアが求められる時代
しかし2019年現在、企業がホームページを持つことは、太陽が東からのぼって西にしずむのと同じくらいごくごく当たり前のことになりました。
コーポレートサイトを持たない企業はもはや信用されない時代になってしまったんです。
あなたも一度は、
「この会社はどんな会社なんだろう?」
とGoogleで企業サイトを検索した経験があるのではないでしょうか。
ホームページを持つのが当たり前の時代においては、ホームページという存在そのものにはほとんど価値はありません。
企業サイトの数があまりに多すぎて、モニュメントのようにボーっと突っ立っているホームページでは、インターネットの闇に埋もれてしまうからです。
ではインターネット上で自社サイトの存在感(プレゼンス)を高め、集客やブランディングに役立てるにはどうすればいいのか?
そこで登場したのが、オウンドメディア。
オウンドメディアは、テレビやラジオのような他社の媒体を通してではなく、自社の媒体で価値ある情報やコンテツを発信していく動的なメディアサイトです。
どの企業もホームページを持つ時代から、どの企業もメディアを持つ時代へと、世の中の流れが変わりつつあるのです。
オウンドメディアのメリット
オウンドメディアを持つことは、企業にとってどんなメリットがあるのでしょうか?
オウンドメディアによって、企業はユーザーとコミュニケーションを図ることができます。
従来の企業サイトには、ユーザーが何度も訪れるような理由がありませんでした。
会社概要を見たり、住所や電話番号を調べるだけ。
ホームページとユーザーは1回こっきりの関係でした。
しかし魅力的なコンテンツが活発に更新されるオウンドメディアであれば、ユーザーは何度もサイトへ訪問したいと思うはずです。
何度も訪問して接触頻度が高まれば、ユーザーはその企業のファンになります。
訪問者との親密なコミュニケーションによってファンを生むことができるのが、オウンドメディアの最大のメリットなんです。
▽参考リンク(オウンドメディアの成功事例:株式会社LIG)
株式会社LIG | 東京都台東区上野発のWeb制作会社、世界へ
また影響力のあるオウンドメディアを持つことは、経費の削減にもつながります。
自社メディアから顧客を獲得できれば、営業広告費を削減できます。
求人サイトを通さず自社メディアのファンから求人を募集すれば、求人サイトを通すより低コストでより的確な人材を獲得できるでしょう。
WordPressはオウンドメディアに最適なCMS
自社のコーポレートサイトにメディアの機能を持たせるメリットについてはご理解いただけたかと思います。
そしてオウンドメディアとしての企業サイトを作るとき、最適なCMSがWordPressです。
はじめにお話したとおり、WordPressの長所は更新が楽なこと。
個人ブログのように手軽にコンテンツ(文章や画像、動画等)を更新することができます。
しかも更新したページは自動で紐付き、膨大なデータをキレイに整理してくれるんです。
正直、サイトを更新をしないのであればわざわざWordPressを使う意味は薄いです。
運用管理の手間を大幅に省くことができるWordPressは、サイトの更新頻度が高まるほどその真価を発揮します。
飲食店のホームページや通販サイトもWordPressでつくれる
ここまでオウンドメディアの話題を中心にご紹介してきましたが、オウンドメディアを作らなければWordPressを使う意味がないわけではありません。
WordPressは飲食店のメニューや商品ページのようなコンテンツも簡単に追加・更新ができ、自動でカテゴライズしてくれます。
たとえば牛丼の松屋のホームページにもWordPressが使われています。
また商品の入れ替わりが多い通販サイトにもWordPressはオススメです。
ECカートやBASEなどのショッピングカート機能とWordPressを連携すれば、誰でも簡単に本格的な自社通販サイトを持つことができます。
» ECサイト向けWordPress有料テーマの決定版!「ICONIC」by TCD
WordPressで企業サイト(コーポレートサイト)を構築するデメリット
ここまでは企業サイト(コーポレートサイト)にWordPressを使うメリットをお伝えしてきましたが、WordPressには使う前に知っておきたいデメリットやリスクもいくつかあります。
セキュリティ面の不安
WordPressの一番の懸念材料は、セキュリティ面の不安です。
WordPressはオープンソースのソフトウェアで、一説には全世界のWebサイトの4分の1がWordPressで作られているといいます。
オープンソースとは、ソース(source)がオープン(open)している、つまりソースコードが無料で公開されており、誰でも自由に利用や改変をすることができるということ。
プラグインというWordPressを便利に使うためのパーツは、それぞれ別々の製作者によって作られ配布されています。
そのためWordPressはセキュリティ面の脆弱性が問題になることがあります。
WordPressだから特別危険というわけではありませんが、悪意のある第三者によりIDやパスワードを盗まれ不正ログインされる危険性も。
ほかにも勝手にサイトを改変されたり、ウイルスを仕込ませてしまうなどのリスクがあることは理解しておかなければなりません。
制作・運用コスト
WordPress自体は無料なので、サーバーとドメインを用意すればすぐにでもはじめることができます。
有料テーマ(テンプレート)だって高くても2〜3万円で購入できるものばかりなので、ランニングコストはほとんど掛かりません。
個人事業主や小さな会社であれば、自前でも十分なクオリティのサイトを作ることができるでしょう。
ただしコストが低いのはあくまでも独自で制作・運用をする場合の話。
製作会社に委託する場合、既存のテーマを使っても10万円程〜の費用が発生します。
既存テーマのカスタマイズではなく、デザインからオリジナルのテーマを制作する場合はさらに高額に。
また運用や保守管理を委託する場合にも、別途費用が発生します。
システムの改修など場合によっては普通のホームページより費用が掛かる可能性もありますし、WordPressだからといって必ずしも費用が安いわけではありません。
多少のWeb知識が必要
社内にWeb担当者がいれば問題ありませんが、パソコンに詳しい人が1人もいない会社でWordPressを使うのは少し厳しいかもしれません。
いくらWordPressが簡単とはいえ、コンテンツを追加したりデザインをちょこちょこいじったりするのに多少のWeb知識は必要です。
パソコンでWordやExcelなどのソフトを使うのと同じように、WordPressというソフトの使い方を覚えなければなりません。
具体的には、最低限HTMLやCSSなどのマークアップ言語は、(ある程度)理解しておいたほうがいいですね。
更新や設定を効率よく行うためには、パソコンのキーボードのショートカットキーなども使いこなしたいです。
あとは何より困ったときにすぐに答えを探せるWebの検索スキルがないと、わからないことでつまづいて挫折してしまうかもしれません。
私は初心者さんにWordPressを教えることがありますが、パソコンに疎い方はやはり相当苦労しています。
ちょっと脅すような話になってしまいましたが、安心してください。
ほとんどパソコンがわからない主婦でもWordPressを使っている人はいるので、使い方を覚える気持ちさえあればWordPressは決して難しいものではありません。
WordPressで制作された企業サイト(コーポレートサイト)の事例
WordPressを使って制作・運用されている企業サイト・コーポレートサイトの事例をご紹介します。
- 株式会社ZOZO | ZOZO, Inc.(ファッション通販/アパレル)
- 松屋フーズ(牛丼チェーン/飲食)
- 博報堂 HAKUHODO Inc.(広告)
- ラクスル株式会社(印刷)
- 株式会社カカクコム(食べログ、価格.com/Webサービス)
- freee株式会社(クラウド会計ソフトfreee/Webサービス)
- 東京藝術大学(教育機関)
- 筑波大学(教育機関)
- さいたまスーパーアリーナ公式サイト(イベント施設)
- すみだ水族館(水族館)
- AppBank 株式会社(Webメディア/インターネット広告)
- ガジェット通信(Webメディア/インターネット広告)
- クルーズ株式会社(ファッション通販/アパレル)
- 株式会社LIFULL(ライフル)(ホームズ/不動産)
- 株式会社オールアバウト(All About/Webメディア/インターネット広告)
- 株式会社ファンコミュニケーションズ(A8.net/アフィリエイト・サービス・プロバイダ)
- ヤマサ醤油株式会社(食品メーカー)
- 株式会社エニグモ(BUYMA/ファッション通販)
- 株式会社enish (エニッシュ)(ゲームアプリ開発)
- 株式会社ベクター(ソフトウェア販売)
- 株式会社 暮しの手帖社(出版)
- 3COINS(株式会社パル/雑貨/小売)
- 株式会社やまと(きものやまと/呉服販売)
- 神戸芸術工科大学(教育機関)
- 滋賀大学(教育機関)
- 浦和レッドダイヤモンズ公式サイト(サッカーチーム)
- テレビ宮崎(放送)
- 福井テレビ(放送)
- 株式会社LIG(Web制作/インターネット広告)
- マイナビウーマン(株式会社マイナビ/Webメディア/出版・広告)
- 美的.com(株式会社 小学館/Webメディア/出版)
- TechCrunch Japan(Oath Japan株式会社/Webメディア)
- 大阪大学 大学院理学研究科・理学部(教育機関)
- 星野リゾート公式サイト(ホテル)
※順不同。2018年11月25日現在の情報です。各企業サイトがWordPressを利用しているかどうかの判断は、IsItWP及びWhat WordPress Theme Is That?を使って調査致しました。内容に関するお問い合わせはお問い合わせよりご連絡ください。
中小企業のホームページにオススメのWordPress有料テーマ6選!
SWELL(スウェル)
テーマ名 | SWELL |
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セールスポイント | ブロックエディター完全対応の最新WordPressテーマ |
対象レベル | 初級者〜/ブログ、メディアサイト、ビジネスサイト |
複数サイト | ◎ ※本人だけでなく、サイト制作での利用も制限なし |
ブロックエディター | ◎ ※SWELL専用の独自ブロック+WordPress標準ブロックも使いやすくカスタマイズ済 |
サポート | ユーザー専用のサポートフォーラムサイト |
決済方法 | クレジットカード(Stripe) |
価格 | 17,600円(税込) |
SWELLの特徴(メリット・デメリット)
- ブロックエディター完全対応。マウス操作のみで直感的にコンテンツを作り上げられる圧倒的な使い心地を追求したエディター
- ブロックエディター前提で作られているので、Classicエディター派には向かない ※筆者はWordPress歴=Classicエディター歴でブロックエディター反対派でしたが、SWELLのブロックエディターはストレスなく使えるため非常に気に入っています
- インストールした瞬間からオシャレ。デモサイトの着せ替えデータも用意されており、知識ゼロでも魅力的なサイトが制作できる
- 2022年現在、最も勢いのある大人気のWordPressテーマ
Emanon Premium(エマノン プレミアム)
テーマ名 | Emanon Premium |
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セールスポイント | ブロックエディタ完全対応のオウンドメディア・ビジネスサイト用WordPressテーマ |
対象レベル | 初級者〜/企業のオウンドメディア・ビジネスサイト向け |
複数サイト | 〇 ※購入者本人所有の複数サイトに利用可能 ※別途商用ライセンスあり |
ブロックエディター | ◎ ※付属の専用プラグインでオリジナルブロックを利用可能 |
サポート | メールサポート※Emanonの有料テーマ・有料プラグインの固有機能に関する質問のみ |
決済方法 | クレジットカード/PayPal/銀行振り込み |
価格 | 27,800円(税込) |
Emanon Premiumの特徴(メリット・デメリット)
- ブロックエディタ完全対応。直感的な操作で本格的なビジネスサイトを制作可能
- Emanon Businessと比べると高額
- 多言語サイトやページの高速表示にも対応。購入者特典『WordPressを使った売れる仕組みづくり』を進呈
- 本格的なサイトで理想のWeb集客を実現するEmanonシリーズ最高峰のテンプレート
Emanon Business(エマノン ビジネス)
テーマ名 | Emanon Business |
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セールスポイント | 個人事業主や中小企業向けビジネス特化のWordPressテーマ |
対象レベル | 初級者〜/企業のオウンドメディア向け |
複数サイト | ◯ ※購入者本人所有の複数サイトに利用可能 |
ブロックエディター | △ ※別途拡張プラグイン購入で設置可能 |
サポート | メールサポート※Emanonの有料テーマ・有料プラグインの固有機能に関する質問のみ |
決済方法 | クレジットカード/PayPal/銀行振り込み |
価格 | 12,800円(税込) |
Emanon Businessの特徴(メリット・デメリット)
- Emanon Proの機能にビジネスサイト用のデザイン機能が追加されたテーマ(子テーマ)
- オリジナルのブロックエディターに対応するには有料プラグインの購入が必要
- フロントページのカスタマイズ機能があり、直感的な操作で本格的なビジネスサイトを作ることができる
- 子テーマなので、Emanon Proに搭載されている機能はすべて利用可能
NEW STANDARD(ニュースタンダード)
テーマ名 | New Standard(ニュースタンダード) |
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コンセプト | ドラッグ&ドロップで自由な制作ができる事業者向けWPテンプレート |
対象者 | 中小企業のオウンドメディア、コーポレートサイト |
対象レベル | 初級者〜中級者 |
複数サイト | ○ ※アップデートは1サイトのみ |
AMP | △ ※プラグインの導入とカスタマイズが必要 |
サポート | 初月無料のテクニカルサポートあり※月額980円(税込) |
決済方法 | クレジットカード・銀行振込(請求書払) |
価格 | 29,700円(税込)~※Ver3単品 |
NEW STANDARDの特徴(メリット・デメリット)
- 単品からWordPress導入込、デザインカスタマイズ込のセットまで豊富な商品メニューを選べる
- 「集客 コンサルティング」でGoogle1位表示の実績を持つ株式会社ninoyaが開発
- 事業には欠かせない商品カート・予約ボタン・問合せフォームの設置が簡単
- 事業者向けのテンプレートなので、趣味ブログやアフィリエイトサイトにはあまり向かない
※14日間の無料体験あり
賢威8
テーマ名 | 賢威8(けんい) |
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セールスポイント | 2万人がえらんだSEOに強いマニュアル&テンプレートセット |
対象レベル | 初心者~/ブログ・Webメディア向け |
複数サイト | ◯ ※1回の購入で複数サイトに利用可能 |
AMP | △ ※自己設置 |
サポート | ユーザー限定サポートフォーラム※運営が回答※過去11年79,000件以上のアーカイブからも検索可能 |
決済方法 | クレジットカード決済 (PayPal)/銀行振込 |
価格 | 24,800円(税抜)※税込27,280円 |
賢威の特徴(メリット・デメリット)
- SEOに強いWordPressテーマとして不動の人気を誇り、2007年1月に誕生以来12年にわたり延べ26,000ユーザーに利用されてきた実績がある
- PVランキング機能、共通コンテンツ機能、キャラ登録機能に加え、賢威8ではスマホ用フッターパネルやリンクカード機能も追加された。
- 賢威フォーラム(WordPressやSEOに関する質問もOK)やオリジナルのSEOマニュアルなどサポートも充実している
- SEO対策の機能が充実しており、WordPressに必須といわれるプラグイン「All in One SEO Pack」が不要
- 初期デザインがシンプルなので、HTMLやCSSの知識がまったくない初心者にはオリジナリティが出しづらい
MAJESTIC+
テーマ名 | MAJESTIC+(マジェスティックプラス) |
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コンセプト | ベストセラー「MAJESTIC」の進化版WordPressテーマ |
対象レベル | ブログ・Webメディア・ビジネスサイト |
複数サイト | ◯ ※1回の購入で複数サイトに利用可能 |
AMP | △ ※自己設置 |
サポート | 設定マニュアル/30日間無償サポート |
決済方法 | クレジットカード/コンビニ決済 |
価格 | 27,000円(税込) |
MAJESTIC+の特徴(メリット・デメリット)
- テーマオプションからフォントサイズや色、行間、文字間など細かい設定も可能な美しい日本語タイポグラフィー
- YouTube+MP4動画のアクティヴ再生対応スライダー
- Instagram風、画像のピンチアウト機能
- 機能やデザインが洗練されたプロ仕様のテーマのため、WordPressテーマの中ではやや高額
まとめ
今回は企業サイト(コーポレートサイト)の制作にオススメのWordPressの有料テーマについてまとめました。
最後にもう一度ポイントをおさらいしておきましょう。
- WordPressを使うメリットは、コンテンツの更新が楽で手軽にオウンドメディアを作れるところ
- セキュリティ面の不安や制作コスト、多少のWeb知識が必要な点は理解しておく必要がある
- 企業サイトに最もおすすめのWordPress有料テーマは「Emanon Business」「NEW STANDARD」「賢威」
オウンドメディアなんていうと難しそうだと感じるかもしれませんが、全然そんなことはありません。
もっとシンプルに、個人ブログを書くようなつもりで気軽に貴社の魅力を発信してみてください。
WordPressテーマについてわからないことや気になることがあれば、ぜひお気軽にコメントやメッセージをお送りください。可能な限りお答えさせていただきます。